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クレッセント日記

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フラワーアレンジメントの講師をしています。日常の色々を綴ります。

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十津川と高野山へ行って来ました

変な動きをする台風が通り過ぎ、また夏が戻って来ました。
この地方、全然雨が降っていないので、台風で潤うかと期待したのですが、少なくともうちの辺りはほとんど降りませんでした。

台風通過後、数日は33度~35度と比較的涼しかったのですが、今日あたりから夏復活です。
それにしても33度~35度が涼しいって、おかしな話ですね。
でも、私の周りの人たちはそう言うのです、ほんとに。

なんと、さっきツクツクボウシが鳴いていました。
一応、まだ7月なのに。
何だかヘンです、今年の夏は。



さて、その迷走台風が来る少し前、姉と二人で車で温泉+高野山参りをして来ました。
高野山は4歳くらいの時に行ったきりで、父の納骨の時も子供が小さかったからパスしたのですが、10年前に姉に誘われてから今度で5回目の高野山になります。
今回は西名阪から京奈和自動車道が少ししか途切れていなくて、とても便利になっていました。

いつも姉と行くときは、高野山からそんなに遠くない温泉に一泊してから高野山に行くことにしています。
今回は十津川村にある湯泉地(とうせんじ)温泉。
京奈和自動車道五條インターから国道168号線を1時間半くらい?走って着きます。
五條に住む親戚が、あの狭い道を走ったの?と聞くほど、大変な道のイメージがあったそうですが、度重なる崖崩れのせいか道幅は普通に広くなっていました。
十津川沿いに走る道ですが、十津川の緑も美しく、いろいろな形の橋があって、疲れたけど面白いドライブでした。

余談ですが、この国道を通る路線バス、日本一長い路線らしい。
近鉄八木駅〜和歌山県のJR新宮駅まで約6時間かかるとのことです。


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国道168号は十津川沿いに進む。
川はまるで湖のように広い。













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立派な橋。
夢翔(ゆめかけ)大橋。
写真は竣工会社からお借りした。














十津川と高野山へ行って来ました_f0185066_13240748.jpg谷瀬の吊り橋。















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生活橋としては日本一長大な吊り橋。
通学路(!)とのこと。
高所恐怖症の人でも渡れる、らしいが、私は無理だった。












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この橋の真ん中で大太鼓を並べて打ち鳴らす「揺れ太鼓」というイベントが橋の日「8月4日」にあるらしい。













湯泉地温泉は十津川温泉と泉質が違って硫黄泉で、古くからある名泉だそうです。
全ての宿が源泉かけ流しです。
姉は鄙びた温泉旅館が好きなのですが、泊まったお宿は老舗らしいのですが、鄙びたというより寂れたというか・・・・。
夏休みなのに平日だったせいか、客は私たち二人だけでした。
なので、温泉も浸かり放題。
露天温泉から女風呂まで廊下があったのですが、バスタオル一枚で移動しちゃったりして。
でも、お湯はとても素晴らしかったです。とろりとしていて、かけ流しの湯量も多くて、もったいないぐらい。
源泉が60度あるらしくて、水で埋めきれなくて熱かったですけどね。

2日目に高野山に移動しました。
168号線から県道53号線に入り、山道をぐにぐに走ります。
ところどころとても狭くなっていて、対向車が少ないので良いのですが、たまに来るとドキッとします。
途中、野迫川(のせがわ)村という雲海が綺麗で有名(?)なところを通ります。
この村が本当に辺境なところにあって(失礼)、どうしてこんな山深いところに住んでいるんだろう(失礼)って思ってしまうほど。
平家の落人じゃない?とかしゃべっていたのですが、後で調べたら、本当にそのようでした。

野迫川の峠を越えてしばらく走ると、あら不思議。
高野山の奥の院の駐車場あたりに出ます。
何度来ても本当に高野山は不思議な街です。
あんな山深いところにいきなり街が出現するのですから。

食堂もドライブインも学校もコンビニも銀行もあります。
そしてお寺は117寺。宿坊は52か所あるそうです。

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野迫川の雲海が見える場所?
もちろん季節的に今は無理。













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奥の院の駐車場から奥の院方向を見る。
ほとんどの戦国武将の墓があるほか、一般の人の墓。企業の墓も。
面白い形の墓も。













ご先祖様のお墓詣りをしたあとは宿坊に行きました。
父の位牌を預けてあるお寺ですが、数年前に相続のごたごたがあり、ある問題の?第三者が買い取ったようです。
ごたごたの間はお隣やお迎えの宿坊に泊まっていました。
ですから、ここに泊まったのは久しぶり。
経営者?が変わったせいか、いろいろな変化も。
便利に綺麗にはなりましたが、お料理は・・・・・でした。
色々な建物も増えていました。



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宿坊の内部。
全部で7組くらいの宿泊者がいたが、私たち2人以外、全員外人さんだった。
高野山、暑いせいか日本人が少なくて、外人さんだらけ。
外人さんと言っても、アジアの人は少なかった。











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金きらきんな建物を建築中。














高野山で一泊したあとは五條市まで山を下りて、叔母の家に寄りました。
そして叔父やご先祖様のお墓詣りもしました。
そのあとは一路名古屋へ。


さて、次に高野山へ行くのはいつになることでしょうか??
そんなことを感じる今日この頃です。









by fa-crescent | 2018-07-31 14:54 | 旅行

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