2019年 07月 12日
青天の霹靂
ブログ、約1カ月休んでしまいました。
読んで下さる人が少ないブログとは言え、自分の超個人的なことを書くべきではないのでは?とも思いましたが、今現在、私の生活はそのために激変していますので、それを抜きにしては話にならないので、書こうと思います。
この一か月の間、実は2度の入院とか色々ありました。
ことの起こりは4月に受けた年1回のMRIでした。
「息を吸って止めて~」を何回かした後、「はいこれで最後です」と言われたあと、「あ、あと少しします」となぜか追加で息止めをさせられました。
そして、一旦、筒から私を出した後、「下の方に少し影がありましたので、下の方も撮ります」とお腹に巻いたものを少し下にずらしてもう一度筒の中に入れられて、さらに追加で撮られました。
「影???」
この時、今思えば、ちょっとした覚悟はできたのでした。
結果は一週間後に主治医の先生から聞かされました。
「血液検査の結果は良かったですし、膵臓も変化はありません。」
私はもともと健康診断の超音波検査で膵臓に嚢胞が多数あることがわかって、こういう体質の人は嚢胞からではないけど膵臓癌になりやすいので、と年一回のMRIとEUS(超音波内視鏡検査)をしています。
で、その膵臓は何ともないと言うのですが・・・。
この部分に9cm大のモノがあります、と、先生は写真を見て言いました。胃の下、左の腎臓の前に何かがあるそうなのです。
確かに素人の私が見てもグレーの大きなものがあります。
「リンパ腫か間質系腫瘍だと思われますので、入院して生検をしてみましょう」。
確かにある程度覚悟はしていましたが、9cmって・・・・。
しかも、この先生はこの後、何度も「リンパ腫」と言う言葉を使うのですが、いつも「リンパ腫」としか言わないのです。
そう言われると何か、良性のリンパ腫があるような気がしますが、それはなくて「悪性リンパ腫」のことなわけです。
「平日で5日間くらいとれる日はないですか?」と言われたので、NHK文化センターの講義はちょうど連休明けの翌週にあったので、それが終わってからの入院ということにしました。
この日の私の精神状態は今思うと、すごく変でした。
どこかでこう言われることを覚悟していたような、でも、まるで何だかドラマのようだなとか。
急に言われても、NHKやお花の講習会やお稽古や写真教室や木工教室はどうすればいいの?とか・・・。
この日はこのあと自宅のお稽古を予定していたので、3時までに帰らないといけないのに、とか。
診察の後の入院手続きとかCTの手続きへ行く途中で涙がふいに出てきたりとか。
とにかくイライラして(行く先々で待たされたので)、自宅に着いたのが生徒さんたちが来るほんとに5分前でした。
by fa-crescent
| 2019-07-12 17:48
| 病気関係