2019年 07月 22日
治療2
昨日は選挙でしたね。
投票は行きましたか?
せっかくの権利なのに投票率が低かったようですね。
先週は大変悲惨な放火事件がありました。
夢を実現しつつあった若者が34名も亡くなりました。
これからどんな素晴らしいことが待っていたかわからない若者が、と思うと残念でなりません。
本当に信じられない事件でした。
ガソリンで火を点けるとどういうことになるのか、犯人は本当に理解していたのか・・・・。
ご冥福をお祈り致します。
さて、第一回目の抗がん剤治療の続きです。
食べ物の匂いどころか、人がものを食べる音を聞くのさえ苦痛になって来ました。
また、洗濯物の柔軟剤の匂い、看護師さんのシャンプーか化粧品の匂い、でさえ苦痛でした。
吐き気が蘇ってくるのです。
サザンオールスタースの「アロエ」という曲の中のフレーズが何度も頭をよぎりました。
「明けない夜はないさ、乗り越えなさ~~い」というフレーズです。
そういう苦しい3日間が過ぎると、徐々に元気になって来ました。
吐き気とだるさが和らいできたのです。
ただし、食欲はあまり戻りませんし、胃などはしくしく痛みます。
それにまだよれよれとしか歩けません。
ただ、こんなことを思うのも何なのですが、私ってここでは軽い方かも、なんて思ってしまいました。
抗がん剤に対する副作用のことではありません。
身体全体の状態、がです。
何しろ、ここはがん専門病院なので、ほとんどの患者さんはがん患者さんなわけです。
病棟を歩くと、私より何倍もよれよれな方。
顔色の悪い方。
身体からたくさんのチューブが出ている方。
とても様々です。
私は手術はしなかったので、(何しろ、血液のがん、なわけですから)、その分随分楽だったような気がします。
傷口がないので、痛みはないし、その部分のケアは要らないからです。
何より、臓器や乳房などを無くした喪失感という精神的な苦痛がありませんでした。
そうそう顔色といえば、うちの息子たちの見舞いのときの第一声がヒドいのです。
次男は私を見るなり「ひどい顔色だ」とのたまいました。
「そういう時は嘘でもいいから、思ったよりいい顔色だ、って言うものよ」と諭しました。
何しろ鏡をほとんど見ていないので、本人は嘘でも何でもわからないんですもん。
長男は私を見るなり「まだ禿げてないじゃん」。
本当に教育を誤りましたね。
抗がん剤の副作用について言えば、これはものすごく個人差が激しいようです。
人によっては「これってほんとに効いてんの?」というぐらい軽い人もいるそうです。
私はどちらかというと重いほうで、2回目の抗がん剤は通常通院で行うものですが、次回も入院となってしまいました・・・・・。
若いと重い人が多いって言われても嬉しくありませんでした。
やっぱり軽い方がいいです・・・。
by fa-crescent
| 2019-07-22 10:47
| 病気関係